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異素材(SUSとCu)の貼付加工について

ステンレス(SUS)と銅(Cu)       異種金属の貼り合わせ加工

【平井精密工業の貼付加工について】

平井精密工業ではエッチング加工との複合加工として、様々な加工方法をご提案させて頂いております。
今回ご紹介するのは、その中でも異種金属の貼り合わせ加工についてのご説明となります。

貼付加工のよくあるご使用例

主な貼付加工の使用事例として、リードフレームのバックテープ貼りのお手伝いをさせて頂いております。QFNリードフレームの製造方法では複数の半導体チップを一括封止する工程にて、樹脂による封止を行います。この樹脂がウラ面に漏れないよう、リードフレームのウラ面にポリイミドテープを貼り付ける事があります。

テープの接着加工については下記をクリックして下さい。
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エッチング加工品へのテープ接着加工 | 平井精密工業株式会社 (hirai.co.jp)

 

【掲載サンプルの貼付事例】

掲載サンプルの使用材質
C1100-H 0.1t+ポリイミド+SUS304-HTA 0.1t

一般的な貼付加工の場合は同素材の貼り合わせが多いですが、間にポリイミドの接着層を入れる事で耐熱性を兼ね備えた異素材の絶縁接着の貼り合わせが可能です。

掲載サンプルはステンレス材と銅材を貼り合わせております。
この貼り合わせを行う事で
・ステンレス材⇒サビに強い特性
・銅材⇒導電性や放熱性に優れる特性
とそれぞれの特性を両面で持つことが出来るようになります。

【貼付加工のメリット】

 掲載サンプルのようにポリイミド層が間に入りますが、それぞれの特性を持った異素材を貼付ける事が出来ます。

他の例では
SUS430材⇒磁性を持たせる
Cu材  ⇒導電性・放熱性
Ti材  ⇒耐食性
Ni合金材⇒ガラスに近い熱膨張係数 、、、等

ご使用される用途に合わせた材料のご提案も可能です。
材質・板厚などの組み合わせは別途ご相談下さい。

【テープ・フィルムの種類・打ち抜き加工について】

掲載サンプルの接着層はポリイミドテープを使用しておりますが、その他テープでも対応可能です。各種テープ、PIフィルム、テフロンシート等、調達可否含め確認しますのでお気軽にご相談下さい。また接着層のテープはピナクル型又はトムソン型を用いて、ご要望の形状に打ち抜き加工致します。絶縁性や固定が必要な電気・電子部品、精密部品、装置用冶具等。設計は自由、テープもご要望に合わせて対応可能です。

詳細は下記の「接着加工」をクリックして下さい。

接着加工 | 平井精密工業株式会社 (hirai.co.jp)